資格について
CAI資格とは?
CAI(アレルギー疾患療養指導士)は、喘息やアトピー性皮膚炎など
アレルギー疾患の治療や管理に関する専門知識を有し、
患者さんや家族への指導スキルを兼ね備えた
コメディカルスタッフです。

CONTENTS
受験資格
① | 看護師(准看護師)、薬剤師、管理栄養士 の資格を有すること |
---|---|
② | 上記の資格を有して週38時間45分以上かつ2年以上の勤務経験があること注1) |
③ | アレルギー、内科(認定内科医を含む)、小児科、耳鼻科、皮膚科、眼科専門医のもとで研修、診療にかかわったことがあること注2) |
④ | CAI研修セミナー(年1回開催)に1回以上参加していること(ただし受験年から2年遡ったセミナーまで適用されます)注3) |
⑤ | アレルギーに関連する症例9例の診療実績報告と詳細な1例の症例報告書の計10例を提出すること |
注1):①②を満たしていれば、現在の勤務状況は問われません。
注2):薬局薬剤師においては当該医師の処方箋を応需して患者指導を行っているものを含みます。
注3):第5回CAI認定試験(2025年実施)の場合、第3回CAI研修セミナー(2023年実施)〜第5回CAI研修セミナー(2025年
(2025年実施予定)の参加が適用されます。
注3):第4回CAI認定試験(2024年実施予定)の受験申請に関しましては、第2回CAI研修セミナー(2022年実施)〜第4回CAI実施セミナー(2024年実施予定)の参加が適用されます。
2022年2月19日改定
受験料
(すべて税込)
CAI会員 | 非会員 | |
CAI 会員入会 |
年会費 5,000円 |
ー |
セミナー 受講料 |
8,800円 |
14,300円 |
認定試験料 |
11,000円 |
|
認定料 |
11,000円 |
|
合計 |
35,800円 |
36,300円 |
資格取得までの流れ
-
STEP
1
一般社団法人日本アレルギー疾患療養指導士認定機構入会
入会の場合は
年会費
:5,000円(税込)入会しない
-
STEP
2
CAI研修セミナーを受講
会員
8,800円(税込)
非会員
14,300円(税込)
1月
3月
-
STEP
3
受験申請書類提出
4月
-
STEP
4
書類審査
審査結果の通知
5月上旬
-
STEP
5
認定試験申し込み
受験料納入11,000円(税込)
5月
-
STEP
6
認定試験受験
全国テストセンターで実施
6月
-
STEP
7
認定について通知
認定料11,000円(税込)
7月
8月
-
STEP
8
認定証発送
9月


CAI研修セミナー
資格取得にあたり、参加必須要件のセミナーです。
例年1月~3月の間でオンラインで開催されます。
成人喘息、小児喘息、免疫療法、アレルギー性結膜炎、皮膚アレルギー、アレルギー性鼻炎、
食物アレルギーアナフィラキシーについて講義があります。

受験申請書類
① | 第1様式 | 受験申請書 |
---|---|---|
② | 第2様式 | 受験に必要な職歴 自己申告書 |
③ | 第3様式 | 診療実績報告書 |
④ | 第3様式の2 | 症例報告書 |
⑤ | CAI研修 セミナー |
参加証明書 |
資格取得の学習
以下をもとに出題されます。
- ・自己学習動画 ※会員になると視聴できます。入会案内
- ・CAI研修セミナー
- ・『アレルギー疾患療養指導士認定試験ガイドブック』(4,950円)

『アレルギー疾患療養指導士認定試験ガイドブック』
4,950円(税込)
CAI資格取得 を目指す方の公式テキストとなり、こちらの教材から出題されます。『アレルギー疾患療養指導士認定試験ガイドブック』は、CAI を目指す方にとって公的テキストとなります。臨床現場で遭遇するあらゆるアレルギー疾患を網羅し、基本病態、症状、診断、治療、対応といった内容が分かりやすく解説されています。
一般的なアレルギーテキストと比較
して本ガイドブックの特長といえる点

よくある質問
-
アレルギー疾患療養指導士(CAI)になる為に年齢制限がありますか?
年齢制限は設けておりません。
-
対象の職種が看護師(准看護師)、薬剤師、管理栄養士となっておりますが、他の職種は対象外となるのでしょうか?
アレルギー疾患療養指導士の対象職種は、看護師、薬剤師、管理栄養士です。今後対象を広げてゆく可能性はありますが、現時点では上記3職種になります。
-
現在、週38時間45分以上の勤務ではありませんが、受験できますか?
看護師(准看護師)、薬剤師、管理栄養士として過去に週38時間45分以上、合計期間2年以上の勤務歴があれば可能です。
-
現在はアレルギー患者と接する職場ではありませんが、受験できますか?
現在の就業状況は受験資格に含まれません。
-
認定期間、更新について教えて下さい。
認定期間は5年です。更新には10単位の取得と更新申請書類の提出が必要となります。また、職場の異動などがあっても更新できるよう、記述式の小テストなど代替オプションがあります。詳しくはこちらをご確認ください。
-
CAI研修セミナーについて教えてください。
資格取得にあたり、参加必須のセミナーです。例年1月~3月の間でオンラインで開催されます。 セミナー受講料 会員価格8,800円(税込)、非会員価格11,000円(税込) "成人喘息、小児喘息、免疫療法、アレルギー性結膜炎、皮膚アレルギー、アレルギー性鼻炎、食物アレルギーアナフィラキシーについて講義があります。 参加から2年後の認定試験まで受験資格として有効です。"
-
認定試験について教えてください。
認定試験は例年6月1日から6月30日を試験期間としています。 試験方式はCBT( Computer Based Testing(コンピュータ ベースド テスティング))を採用しており、試験期間中に日時と場所を選んで受験できます。 試験情報は、メールやホームページを通してお知らせします。
-
アレルギー疾患療養指導士(CAI)は、成人、小児アレルギー全般に対する資格という事ですが、試験内容としては、協和企画社出版のアレルギー総合ガイドライン基づいている内容になりますか?
「アレルギー疾患療養指導士認定試験ガイドブック(メディカルレビュー社)」がCAI認定試験の公式のテキストになります。総合ガイドラインを超える内容にはなりませんが、総合ガイドラインでは強調されていない「患者指導」は、CAIにとっては非常に重要な事項となります。このように両者には必ずしも一致しない点があるという事をご理解ください。
-
日本小児臨床アレルギー学会が認定している小児アレルギーエデュケーター(PAE)とCAIはどう違うのですか?
CAIは小児だけではなく、成人・高齢者もカバーします。従ってCAIには、成人アレルギー疾患の特徴や、小児では用いられない薬剤、指導方法についても修得して頂く必要があります。 また、CAIを認定するのは学会ではなく一般社団法人日本アレルギー疾患療養指導士認定機構です。当機構は7つの学会(6つのアレルギー関連学会および日本外来小児科学会)と日本医師会、日本薬剤師会、日本栄養士会、日本アレルギー協会の後援を頂いております。